聖ヶ丘病院の特徴
- 1. 地域の医療施設としての貢献
- 2. がんの早期診断から全経過にわたる集学的管理
- 3. 再発・進行がんに対する積極的な治療と緩和ケアの融合
診療理念
- 患者さまとご家族の心の支えとなる医療を目指す
- 患者さまの希望にそった医療を共に考える
- 患者さまがご家族といっしょに過ごせる時間を大切にする
- 在宅の延長としての入院生活の場について考える
- 心の通い合う看護を目指す
1990年、聖ヶ丘病院は『患者、家族、医師─3つの心が響き合う医療』をめざし、東京都多摩市の豊かな緑の中に開設されました。
現在、ベッド数48床。ボリュームCTスキャナシステム、胃・大腸電子内視鏡システムなど、大学病院レベルの最新医療機器を備え、がんに対する免疫療法はむろんのこと、内科、外科、婦人科、整形外科の一般治療に加え、予防医学の見地から人間ドックにも力を注いでいます。
特にがん治療では、胃や大腸などの消化器がんや乳がんをはじめとしてさまざまな悪性疾患に対し、最新の腹腔鏡システムを用いた低浸襲手術や抗がん剤治療を免疫療法と組み合わせた“集学的治療”をおこなっています。初発がんだけでなく、進行・再発がんに対してもあきらめないというスタンスで積極的な治療を行っている国内でも数少ない病院です。
わたしたち『聖ヶ丘病院』が目指す医療は、病気のみならず、患者さまの生き方・心の有り様までも含めた全人的な医療活動です。最高の環境で高水準な医療を提供することはもちろん、精密な診断に保証された治療方針のもと、患者さまが心から納得できる治療法を選択し、実践するように心がけています。
『心とからだは等しく生命に満たされている』??聖ヶ丘病院は、心身の健康を守ることを通じ、患者さまの生命を慈しみます。
患者さまの意思を尊重したホスピスケア
聖ヶ丘病院は、開設当初より終末期医療に携わってきた実績を評価され、1996年、東京都で4番目のホスピスとして認可されました。
患者さま一人ひとりにとって理想のホスピスケアを実現するため、痛みをはじめとする苦痛緩和のみならず、患者さまの考え方や心のニーズを尊重した全人的なチームケアを行っています。
また、患者さまやご家族の生活の場として、病室には優しい色調にオーク製の調度類をそろえ、ご家族やご友人と語らう談話室には暖炉とゆったりしたソファを用意するなど、快適な居住空間にも留意しました。
患者さまの人生最期の時間に寄り添い、共に生きることが、私達ホスピススタッフの務めと考えています。